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旅がすき。イタリア、フランス、中国・・・。 美しいものを探したい。


by peperoni4
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こんにちわ。
このブログ、大変ご無沙汰しております。

このたび、ブログをリニューアルして、新しく開設することにしました。

イタリア生活、もうすぐ7年になり、
ここでの暮らしや、お仕事の内容も、日々変化しております。

グラフィックデザインのお仕事、ファッション雑誌関係のお仕事や、通訳、
クラシックカーのレースへの参加や、イタリア旅行のお手伝いなど
活動の範囲の幅も広がってきています。

新たな気持ちで、今みていること、感じること、大好きなものをお伝えできればと思います。
今後も宜しくお願いします。

newブログはこちら
http://mandorlagirls.blogspot.it/
# by peperoni4 | 2012-07-20 19:07 | イタリア
https://readyfor.jp/projects/watanohaSmile

被災地のがれきから、子供たちが作ったアート作品の展覧会がイタリアで行われるそうです。

微笑ましい作品がたくさんあるので、サイト見てみてください。
プロジェクトの支援も可能です!
# by peperoni4 | 2012-01-21 01:07 | 日本

グラニータの朝

グラニータの朝_d0019922_17314885.jpg


ミラノはここ数日の気温が30℃を越えて、眠りにつくのがやっとの状態。

日本とは違って、クーラーがない家庭が多く、
我が家も扇風機のみの生活で、

とはいっても、

扇風機を動かしたところで、
暑くて湿気で重くなった空気が循環するだけなので、
さほど効果も得られない。


家だけでなく、わたしのオフィスにもクーラーがなく、
(設置はしてあるけど、業者の工事待ち。いつまで待つやら?)
仕事に集中するのも至難。


そんな朝。7時にはぎらぎらの太陽と暑い空気で、
週末だというのに目が覚めてしまったので、

近所のシチリアBARへ。

以前にも書いたけれど、シチリアのドルチェがたくさんあって、
夏の定番のグラニータも数ヶ月前から登場している。


グラニータは、フラッペとカキ氷のあいのこみたいな食べ物。
レモン、コーヒー、チョコ、いちご、パイナップル、
桃、ミント、オレンジなどなど、多くの種類がある。

ここのシチリアBARはちゃんとつくっていてて、
フルーツも生の素材を入れるから、自然な味がしておいしい。
イタリア人は、この上に生クリームをぼってり乗せて食べている。
魅力的だけど、カロリーと、食後のおなかのもったり感を考えると、
すこしコワくて、まだ試したことがない。
ちなみに、グラニータの上にジェラートを乗せるのも美味しい。


逆に、観光客がたくさんの通りにあるBARでは、
氷に着色料だらけのシロップで味をつけたグラニータが
店の前にある透明の機械のなかで、
ぐるぐるかき混ぜられながら回ってるけれど、
ちっとも美味しそうに見えない。


写真のグラニータは桃味。
桃の果肉がごろごろ入っていて、氷の冷たさと、桃の新鮮な味が、
朝だというのに、暑さでへとへとになってる頭とのどを潤してくれて、
生き生きした気分を取り戻せる。


本場シチリアでグラニータとブリオッシュの朝ごはんする日を夢見つつ、
美味しい朝のひとときを過ごす。
# by peperoni4 | 2010-07-05 17:33 | イタリア

イタリアのトマトたち

日本に帰って、ふと無いことに気づくもの。

西洋のお野菜。


たとえば、

フィノッキオ
イタリアのトマトたち_d0019922_15492963.jpg


カルチョーフィ
イタリアのトマトたち_d0019922_15481292.jpg


日本で見つけたとしても、すごく高いのに美味しくない。


そして、トマト&プチトマト。
これは、ロンドンに3週間いたときも、美味しいものがなくて困った!
日本では、すごいお高いフルーツトマトを手に入れられるけど
イタリアのマーケットで買うものとは、色彩の強さも、甘みも、
自然な香りも、味の深さもまったく違う。

最近のお気に入りは、
3月ごろになると登場するサラダ用のトマト。
特にシチリアのコストルートがイチオシ。

左側がシチリア産のコストルート。右はサルデーニャのクマーノ。
イタリアのトマトたち_d0019922_155146.jpg


シチリア産のコストルートは比較的小ぶりで、波形の形状。
ヘタの部分を取る瞬間に、ぷわぁーっと草の香りがして、
大地と太陽の恵みであることを感じさせてくれる。

皮も身もすこし固めで、薄く切って、
オリーブオイルと塩だけで食べたり、
ヤギのチーズやリコッタチーズ、モッツァレッラをちょこっと乗せて食べたり。

夏にたくさん食べる、甘みたっぷりのプリプリの真っ赤なプチトマトが
万人ウケするものだとしたら、
こちらの青みのある深い味わいは、大人のトマトの印象かな。

先週は、いつものマーケットのお店で、
お気に入りがすこししか残っていなかったので、
代わりにサルデーニャ産のものも混ぜてもらって。
サルデーニャもなかなか、個性的な味で美味しかったけど、
ヘタ取りの瞬間の鼻にひびく野生の香りが届かなかった。

おなじイタリアでも、異なる島で異なる土と太陽と水で育つと
さまざまな個性があって、おもしろい。

このお気に入り、もっとも旬は4月までかな。
たくさん食べておかなきゃ。
# by peperoni4 | 2010-03-17 15:57 | イタリア

シチリアのドルチェたち

シチリアのドルチェたち_d0019922_1325845.jpg


週末、美味しい朝食がたべたくて、

おうちの近くの、シチリアBarへ。

このBar、先月初めて入ってみたら、ショーケースを見た瞬間、
心が躍る踊る!

シチリア名物のアーモンドプードルの焼き菓子、コルネット(クロワッサン)、
巨大なアランチーニ(ライスコロッケ)も4種類ほど種類があるし、
あとは、日本のお惣菜パンみたいに、パンにトマトソース、
モッツァレッラ、プロシュットが挟んであったり、
ラザニアや、パスタ・アル・フォルノ(トマトパスタのオーブン焼き)などなど

シチリアっぽいボリューム感たっぷりの美味しそうな
手軽にたべれるファストフードにみえて、
ちゃんと手間も素材もしっかりかけられてるものばかり。

しかも、ミラノにしてはお安い価格で、

Salato(塩っぱい)系のものは、だいたいすべて2.20ユーロなので300円弱。
ドルチェも1つ1ユーロ前後なので、150円もしない。

きょうは、甘いものがたべたくて、
ドルチェ・ディ・マンドルラ(写真の丸い方のお菓子)と、
スフォリアータのリコッタチーズ入りにピスタチオがまぶしてあるお菓子を購入。

お家にかえって、カフェを入れて、週末専用のお気に入りのカップで。


マンドルラはアーモンドのこと。
なので、アーモンドプードルのしっとり感たっぷりで、一口かじると
アーモンドの香りが口から鼻へと抜けるように、香りがたつ。

スフォリアータのリコッタ入りは初めて食べたけど、
まわりの生地のパイのさくさくと、リコッタがふわふわしてて
重くなく、バランスがちょうどいい。

来月になると、
夏の定番グラニータ(かき氷のもうちょっと固い感じのもの)が登場するのだそう。
シチリア人いわく、
このグラニータをコルネットに挟んで食べるのが、
最高に美味しいコラツィオーネ(朝食)だって。

夏メニューでたら、また報告します。
# by peperoni4 | 2010-02-21 01:39 | イタリア